賃貸物件を検討している方は「ゼロゼロ物件」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。
呼び方のイメージからして一見お得そうな物件に見えますが、実はゼロゼロ物件には注意すべき点もあるのでよく確認しておきましょう。
今回は、ゼロゼロ物件とはなにか、その概要とメリット・注意点をご紹介します。
ゼロゼロ物件とはどんな物件?
ゼロゼロ物件とは、保証金の役割である「敷金」と、大家さんへの謝礼金の役割である「礼金」の両方が0円の物件を指します。
近年、スマートフォンやインターネットの普及により簡単に賃貸物件の比較検討ができるようになったこと、入居者自体が少なくなったことで賃貸市場の競争が激化しています。
そのため、ワンルームマンションの賃貸物件を中心に、ゼロゼロ物件が増加しているのです。
相場は家賃の1~2か月分といわれる敷金礼金が0円なので、初期費用を10万円程度節約できることは魅力でしょう。
しかし、前家賃や火災保険料、仲介手数料や鍵交換代、クリーニング代など、敷金礼金とは別に費用がかかることは頭に入れておく必要があります。
「ゼロゼロ物件だから初期費用が0円」とは考えず、事前に必要な費用を確認するようにしましょう。
ゼロゼロ物件に住むメリット
ゼロゼロ物件のメリットは、初期費用の負担を軽減できるため、引っ越し業者へ支払う費用や家具家電の購入費用に充てられる点です。
また、貯金があまりできていなくても引っ越しがしやすいのもメリットとして挙げられます。
急な転勤で引っ越し費用の捻出が難しくても、他の物件に比べて初期費用が抑えられるゼロゼロ物件なら引っ越ししやすいといえるでしょう。
さらに、ゼロゼロ物件にして初期費用を安くした分、物件のグレードをワンランク上げられ、より条件の良い部屋を選ぶこともできるかもしれません。
ゼロゼロ物件に住む際の注意点
初期費用を抑えられるゼロゼロ物件ですが、その分家賃が割高に設定されていることもあるので注意が必要です。
また、入居の条件として保証会社への加入が義務付けられている場合もあるので、事前に確認しましょう。
解約についても、ゼロゼロ物件では退去時の「予告期間」を2か月に設定していることがあります。
一般的には、予告期間は1か月前としている物件が多いので、次の部屋を見つけてから解約を申し出ても二重で家賃を支払う心配はほとんどありません。
しかし、予告期間が2か月前の場合は、二重家賃が発生する恐れもあるので注意しましょう。
まとめ
敷金・礼金どちらも0円のゼロゼロ物件は、初期費用が抑えられる反面、家賃が割高だったり退去の予告期間が長めに設定されていたりなどの可能性があります。
メリットだけでなく注意点もしっかり確認したうえで、ゼロゼロ物件を検討するようにしましょう。
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