賃貸物件では原状回復の義務があるため、壁に穴を開けて家具を取り付けることはできません。
そのため、思いどおりのインテリアや収納が作れず悩む方は多いものです。
そこで今回は、賃貸物件のDIYにおすすめのディアウォールについて、特徴や使い方を解説します。
賃貸物件のDIYにおすすめの「ディアウォール」とは
ディアウォールとは、壁などに穴を開けずに棚を固定するためのDIYパーツです。
ホームセンターなどで手軽に入手できる1×4(ワンバイフォー)や2×4(ツーバイフォー)といった板材は、DIYでの収納棚作りに人気があります。
しかし、こうした手作りの棚は、従来であれば壁などに穴を開けて固定しなければならないため、賃貸物件では使えないという悩みがありました。
その点ディアウォールは、釘で固定するものではなくばねの力を利用した突っ張り式で固定してくれるもので、賃貸物件でも壁を傷付けることなく利用できます。
ただし、ディアウォールが使用できるのは、フローリングなどしっかりした床のお部屋の壁際のみとなる点には注意してください。
賃貸物件のDIYに使えるディアウォールの種類とは
ディアウォールには、見た目や使える板材によって、いくつかの種類があります。
まずデザインには、丸みを帯びた可愛い「レギュラータイプ」と直角でスマートな「シンプルタイプ」の2つがあります。
一般的なカラーは、板材やインテリアに馴染みやすいホワイト・ライトブラウン・ダークブラウン・ブラックです。
また、使う板材のサイズごとに、1×4材用・1×6材用・2×4材用・2×6材用から適合するものを選びましょう。
壁や天井に突っ張らせた板材の中間には棚板を設置でき、この際に使う専用の棚受けにもカラーバリエーションがあります。
そのほかにも、ディアウォールと同じ使い方ができるアイテムとして、ラブリコやウォリストといった商品もあります。
ラブリコは1×4材ならば横向きでも設置できるのが特徴で、ウォリストは2×4材を連結して奥行のある棚を作れるのが特徴です。
賃貸物件のDIYでディアウォールを利用した本棚の作り方
まずは、メジャーを使って、設置場所の床から天井までの高さを正確に計ります。
そして、柱用の木材としてこの高さから45mmを引いた長さの板材を2本購入してください。
基本的な本棚であれば、断面サイズが約38×89mmの2×4材を使うと良いでしょう。
さらに、横に渡す棚用の板材の幅と本数も決めて、ディアウォール・棚受け・板材を準備します。
設置の際には、ディアウォールで柱を固定してから、ドライバーで棚受けパーツを留め付けてください。
棚受けに棚板をのせたら、棚受けパーツと付属のねじで固定して完成です。
まとめ
ディアウォールとは、壁に穴を開けずに突っ張り式で棚を設置するためのDIYパーツです。
丸いデザインと直角のデザインといった種類のほか、使用する板材の大きさによっていくつかのサイズが選べます。
具体的な棚の作り方もチェックして、理想の収納スペースをイメージしてみてください。
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