近年、オール電化の賃貸物件の需要が増えています。
火を使わないから安全というイメージが強いオール電化ですが、光熱費は一般的なガス併用の物件と比べた場合はどうなるのでしょうか。
今回は、オール電化の賃貸物件において、光熱費やガス併用物件との違いなどを解説します。
オール電化の賃貸物件の電気代は安いのか?
オール電化の賃貸物件では、給湯器やコンロなど、すべての設備で電気を使用するため、一般的なガス併用の物件よりも電気代は高くなります。
また、オール電化の賃貸住宅において、冬場は電気使用量の大きい給湯器の運転頻度が多くなるため、電気代はさらに高くなる傾向にあります。
総務省統計局が発表した「2020年家計調査」によると、一人暮らしの平均的な光熱費は、オール電化住宅では1万1,222円、ガス併用住宅では8,812円です。
光熱費は、ガス併用住宅よりもオール電化住宅のほうが2,410円高くなっています。
ただし、オール電化の賃貸物件のほうがガス併用の物件に比べ、必ず光熱費が高くなるわけではありません。
電力会社によっては、夜間の電気代を安く設定しているプランなどを取り扱っています。
このような契約をしている場合、賃貸物件にエコキュートのような夜間にお湯を沸かす設備があれば光熱費は平均より安くなるでしょう。
また、昼間はあまり家におらず、夜間に電気を使うことが多いライフスタイルであれば、オール電化の賃貸物件に住んだほうが光熱費が安い場合もあります。
オール電化とガス併用の違いとは?
オール電化の賃貸物件では、すべての設備で電気を使用しています。
一方、ガス併用の賃貸物件では、給湯器やコンロでガスを使用しており、このガスには都市ガスとLPガスがあります。
LPガスは都市ガスと比べると火力が強い反面、料金が高く設定されていることが一般的です。
オール電化のメリットは、火を使わないため火災のリスクが少ないことや光熱費の管理が容易であることです。
デメリットは、光熱費が割高になる傾向にあり、停電時にはすべての設備が使用できなくなることでしょう。
ガス併用のメリットは、光熱費がオール電化と比較すると割安になる傾向にあり、停電時でもガス器具が使用できることです。
デメリットは、電気とガスの両方に基本料金が発生すること、都市ガスの場合災害時の復旧に時間がかかることです。
オール電化だとシャワーの水圧が弱くなる?
オール電化の給湯設備がエコキュートである場合は水圧が弱くなります。
これは、ガス給湯器が蛇口からお湯を供給するのに対し、エコキュートはタンクに貯めたお湯を供給する仕組みになっているためです。
シャワーの水圧に不満がある場合は、シャワーヘッドを交換するなどして対策すると良いでしょう。
まとめ
今回は、オール電化の賃貸物件の電気代やガス併用物件との違い、シャワーの水圧などについて解説しました。
オール電化の賃貸物件は、光熱費が割高になる傾向にあります。
しかし、ライフスタイルによっては安くなる場合もあり、いろいろなメリットもあることを知っておきましょう。
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